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ロンドンオリンピック (1908年) における綱引競技 : ウィキペディア日本語版 | ロンドンオリンピック (1908年) における綱引競技[ろんどんおりんぴっくにおけるつなひききょうぎ] ロンドンオリンピック (1908年) における綱引競技は、ホワイトシティ・スタジアムを会場として1908年7月17日と7月18日に実施された。
== 概要 == ロンドンオリンピックの綱引競技には、3カ国から40人(1チーム8人ずつで5チーム)が出場した。当初出場を予定していたドイツ代表チームとギリシャ代表チームが棄権したため、スウェーデン代表チーム及び開催国イギリス代表のうちロンドン市警察代表チームとロンドン警視庁代表チームは、予選を不戦勝で勝ち進むこととなった。 予選で唯一試合が行われたアメリカ代表チームとリバプール市警察代表チームの試合で、トラブルが発生した。アメリカチームは普通の運動靴で試合に臨んでいたが、リバプール市警察代表チームは職務用の底に鋲を打ちつけた靴を履いていたため、勝敗の行方は試合前から明らかだった。この不公平に対してアメリカ代表チームは当然抗議したが、開催国のイギリス人で構成している審判団はそれを認めず、試合はリバプール市警察代表チームが2対0で楽勝した〔Tug-Of-War at the 1908 London Summer Games:Men's Tug-Of-War Round One 2011年2月5日閲覧。〕。 準決勝は、リバプール市警察代表チーム対スウェーデン代表チームとロンドン市警察代表チーム対首都警察代表チームの組み合わせで行われた。それぞれリバプール市警察代表チームとロンドン市警察代表チームが2対0で圧勝した〔Tug-Of-War at the 1908 London Summer Games:Men's Tug-Of-War Semi-Finals 2011年2月5日閲覧。〕。決勝では、ロンドン市警察代表チームが2対0でリバプール市警察代表チームを破って金メダルの栄誉に輝いた〔Tug-Of-War at the 1908 London Summer Games:Men's Tug-Of-War Final Round 2011年2月5日閲覧。〕。なお、スウェーデン代表チームは3位決定戦を棄権したため、首都警察代表チームが銅メダルを獲得し、全てのメダルをイギリスの各警察代表チームが独占する結果となった〔Tug-Of-War at the 1908 London Summer Games:Men's Tug-Of-War Final Round 2011年2月5日閲覧。〕。
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